脳ドックは、脳卒中(クモ膜下出血、脳内出血、脳梗塞)症状出現以前に異常を発見することを主目的としています。
- 1. 今は健康だが脳卒中に対する不安がある方。
- 2. 頭重感、耳鳴り、物忘れがひどくなったなど気になる方。
- 3. ご家族に脳卒中の患者さんがいる方。
- 4. 高血圧、糖尿病、高脂血症(血中コレステロールが高い)など、脳卒中の危険因子をお持ちの方
頭部MRIで脳の断面写真を撮影し、脳腫瘍、脳梗塞、脳血管奇形の有無を診断します。
また、脳血管MRAでは、脳の主血管に狭窄、脳動脈瘤がないかの診断が可能です。
血液検査と心電図により、脳梗塞の危険因子を診断します。(所要時間は約1時間30分)
突然死の原因の1つであるクモ膜下出血の大半はこの脳動脈瘤によるものです。脳動脈瘤が脳ドックで発見される確率は4%前後ですが、2親等以内にクモ膜下出血のある方の場合はもっと高く10%にもなります。
脳梗塞とは脳の血管が詰まって血液が十分に流れなくなる病気です。多くは麻痺や言語障害で発症しますが、脳ドックが普及しはじめて症状を伴わない脳梗塞すなわち無症候性脳梗塞が数多く発見されるようになりました。
早期発見・早期治療によって傷害を最小限にくいとめることができます。
脳動脈瘤
脳梗塞
脳腫瘍(髄膜腫)
これからの高齢化社会に向けてご自分と家族の健康への気配りは欠かせません。
医療法人 武里外科・脳神経外科の開院から45年。
地域の皆様にますます親しまれる存在になれるよう低価格で「脳ドック」を企画致しました。どうぞご利用下さい。
医療法人 武里外科脳神経外科
理事長 遠藤 賢