年間に亡くなる患者さんの総数を疾患別に比較すると、脳卒中は、ガン、虚血性心疾患、老衰に次いで第4位になります。
脳卒中で亡くなる患者さんの割合は、近年 減少傾向です。それでは脳卒中になる患者さんの数自体は減少したのでしょうか?
救急医療 地域における脳卒中医療連携の充実により脳卒中急性期治療は格段の進歩を遂げました。その成果により脳卒中急性期に死亡する患者さんの総数は減少しました。
しかし 脳卒中にかかり 死亡する最悪の結果は免れても重い後遺症が残り社会復帰できず、介護施設や在宅で療養している患者さんは今だに数多くいます。
脳卒中は、病気になってから自分の生活習慣を見直し基礎疾患を治療するのでは遅いのです。
当院は、脳卒中予防に主眼を置き
- 閉所が苦手な方でも受けられるオープン型MRIを使用した脳ドック
- 脳卒中危険因子である糖尿病、高血圧循環器疾患の専門外来
- 脳卒中専門医による脳卒中再発予防外来
- 長期間 抗血小板薬を内服した際に合併しやすい胃潰瘍の予防と検査(ピロリ菌検査と除菌を含む)
- 脳卒中後遺症に合併する皮膚疾患(褥瘡など)の診療
を行うため各分野の専門医をお招きして連携しながら長期の予防、治療を行う事が可能です。